2008年10月7日火曜日

大統領選挙をファッションで見る

~大統領選挙編~

アメリカでは大統領選挙が大詰めを向かえていますが、いつもと違い女性の注目を集めている。今回の大統領選のキャンペーン、その秘密はファッション。

(左からシンデイマケイン、ミッシエルオバマ、そして副大統領候補、サラペイリン-写真ABC)

歴代のファーストレデイ、ジャッキー・ケネデイはそのセンスの良さでアメリカのファッションリーダーとも言うべく、多くの女性に影響を与えてきた。又、ハりウッド女優だった事でも有名なレーガン大統領の妻、ナンシーレーガンもそのグラマラスなファッションを世界へ見せ付けてきた。


アメリカのファーストレデイといえば、頭からつま先までのコーデイネートに有名ブランドを起用し、帽子、ジュエリーなどの小物までもしっかり着こなされる。何十年経っても残る、歴史的な場面に立ち会うファーストレデイ、そのファッションセンスはアメリカの女性にとっても重要なのである。


一番注目度が高いのが、ジョン・マケイン大統領候補の妻、シンデイ・マケイン(写真参考)。シンデイは高級ブランド志向でも知られており、Escada, Michael Kors,Carolina Herrera ,Oscar de la Renta などが彼女のクローゼットに納まっている。女性実業家という事もあり、ニューヨークなどに行った時は自分の車の運転手を店頭に待たせてまでも買い物をするという、大のショッピング好き。


ファーストレデイは自分を主張した個性的な物を選べるが、アメリカで2番目の重要な役職に就く場合は女性であってもファッションのマナーが問われる。サラ・ペイレン(写真参照)は清潔さと真面目さを前に出すファッション、黒やグレーのスーツが主であまりイヤリングやネックレスなどのアクセサリーは付けない。


ファッション界からみた女性初の副大統領候補、サラペイリンはどうだろうか?

マークバイマークジエイコブのウインドウには機関銃を持ったサラ・ペイリンの写真までが登場し、世間を騒がせている。


      そのライバル、民主党のオバマ大統領候補はパリコレにも登場。


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ちなみに、世界中を騒がせている、問題の大統領選挙のウインドウはというと。。。



銃とドルを持つ共和党



















そしてフラーワーとエコバッグ(希望?)を持つ民主党

世界各国からの人々が取材に来る理由はアメリカらしい、激戦がここで繰り広げられているからなのだろう。