2008年12月22日月曜日

メリークリスマス!

クリスマスまでわずかのカウントダウン。










街中はクリスマスライトが灯り、右も左もクリスマスムードたっぷりとなりました。その一部をご紹介します。



ビバリーヒルズのロデオドライブには本物のシャンゼリア、、



Let it snow・・・・・


Let it snow 、、♪♪







                LET IT SNOW!




             ため息のでる雪の銀世界! は室内だった。
                メリークリスマス!

2008年11月15日土曜日

ロサンゼルス流の賢いショッピング

クリスマスショッピングの時期。円高の影響もあり、ロスまで足を伸ばしてショッピングをするという手もありますが、地元ショッパーも嘆くクリスマスショッピングシーズン。少し心構えをしておくのもいいかも。


先ず、ロスでは大きなショッピングエリアが幾つかあります。大型のチエーン、ZARA、アバクロ、アンソロポロジー、バナナリパブリック、H&Mなどを目指すならサンタモニカのサードストリートもしくはビバリーセンター。クリスマス時期はイベントなどでかなりの賑わいをみせますので、付近の渋滞は覚悟しておきましょう。ちなみにホテルもこの近辺に多いのでショッピングトリップには最適。

そして、ブランド志向のショッピングならビバリーヒルズ。ロデオドライブにはシャネル、グッチ、プラダ、エルメスなどの高級店の名前がつらなる。女性にとっては楽園のようなこのエリアにはヘアーサロン、フエイシャルなどをショッピングの合間に楽しむのがLA流でもある。大型のデパートメントも多く、ニマンマーカスやバーニーズニューヨーク、サックスフィフスアベニューなど。


ハイファッション志向であれば、ロバートソンやメルローズプレイス。ステラマッカートニー、アニヤハインドアーチ、テッドベイカーなどのブリティッシュデザイナーをはじめセレブファッションを扱うキッソンなどがある。ハイファッション、コレクターアイテムなどはラブレア通りやサード通りなど四方八方足を運ぶ事になるが。。。。



メルローズプレイスは紹介している通り、ハイクラス、又はハイソサエテイファッションと呼ばれ、セレブに好まれるドレスなどのブテイックがならぶ。出来ればジーンズにスニーカーで訪れるのは避けたい。


そして、古着やロックアーテイスト系のファッションを求めるならメルローズ。Tシャツのセレクションは一級で反政治的なロゴやら、最近流行のピースサインのTシャツなど種類は豊富。又、古着の買取をしているお店も多く、自分の洋服を売ったお金でショッピングを楽しむというスマートな人もいるらしい。

クリスマスショッピングちょっとした心がけ

-クレジットカード使用は必ずIDが必要なので持ち歩く事。

-ショッピングしたら荷物はすべて車のトランク、もしくはレジ袋などに入れて行動したい(特にこのシーズンは強盗が多いので気をつけて)

-アメリカは欠陥商品も多いので購入時はきちんと商品をチエックする事

-デパートでは常にプロモーションがあるので、遠慮せずに聞くほうが良い

-昨日はセール価格でも今日はセールでないと言う事もあるので、チャンスは逃さず

-店内でのカメラ使用はセレブが多いLAでは厳しいので注意(セキュリテイが現れる事も)

-店内への飲み物、食べ物の持込もほとんどのお店では禁止なので注意

フレンドリーなお店が多いので、何か聞かれたら出来るだけ答えると親切に対応してくれますので、ロスでのショッピングを十分楽しんでみては。

2008年11月1日土曜日

夜のウインドウ

昨日は ハロウィンムード一色でしたが、お化け屋敷のような怖いデコレーシヨンに飾られた住宅街をよそに、夜の静まり返った街中を歩いてみるとブテイックのほうが不気味だったりしました。人の気配のない町並みにライトアップされるマネキンは下手なハロウインの蜘蛛の糸や骸骨の飾りよりも怖く、ハロウィンらしかった。


                 
                赤いウインドウが暗闇に浮ぶ



それでもハンドバックに目が行ってしまうのは、よほどショッピング好き




先日メルーローズの近所では世界一大きなハロウィンパーテイが開催され、25万人もの人が一夜に押し寄せていた。。。まるで年越しの明治神宮の様な人ごみでした。今年のハロウインは例年に無く、大統領選挙を意識したものが多く、手作りのコスチュームには政治に対する心意気や選挙運動をアピールしたものが多かった。






米国ではサマータイムからウインタータイムに変ります。明日以降は午後6時で真っ暗になります。。時計の時間を変えるのも忘れずに。。。

2008年10月25日土曜日

キャサリンマランドリーノメゾンオープン

Catherine Malandrino Maisonが先週、10月21日晴れてメルローズプレイスにオープンしました。

オープニングパーティーにはメアリージェーブライジなどのセレブが駆けつけ、ブテイックは華やかなドレスとキャンドルを立てられたケーキなど、遊び心たくさんの盛り上がり。




豪華なシャンゼリア、綺麗にラインナップされたドレスの数々、ハリウッドらしいラグジュアリー、ボヘミアンフレンチ調のインテリア、ホワイトレザーのソファーで贅沢にシャンパンを楽しめるという店内。

キャサリンマランドリーノメゾンはLAの中で2件目のブテイックとなるが、彼女の成功とそのファッションセンスを好むフアンは新ブテイックのオープンを待ちきれなかったという。。。。









そんな彼女の秘訣をmyfashionlifeがオープニングの直前にインタビュー。ファッションデザイナー、キャサリンマランドリーノの素顔とは。。。

-インタビュー-

10周年記念おめでとうございます。何かお祝いをしましたか?

-アシュリンから出版された「Memoires de Mode 」という本と共にお祝いをしたわ。この本は私の10年間のキャリアのなかで最高の瞬間、そして私のビジョンを支えてくれた人々との祝福を語っているの。もうすぐ、私の親しい友人、メアリージブライジとロサンゼルスのThe Catherine Malandrino Maisonオープニングパーテイをするの。

今までで何が一番印象的に残っていますか?

‐たくさんあるわ。アポロシアターで、マドンナに会ったことから、メアリージブライジがアーバンクイーンの最後に素晴らしいパフォーマンスを行なった事、最前席で涙ぐんだSpring/Summer2009のファッションショウまで。

1998年にニューヨークでダイアンヴォンフォンステンバーグコレクションの再展開に手を貸しましたね。ダイアンヴォンフォンステンバーグと働くのはどんな感じでしたか?

-彼女は80年代のアイコン的存在。彼女と仕事をするのは最高の時間だったし、彼女は私の創造をかき立てたわ。


好きな本、映画、スタイルなどは?
‐最近はジョンクラウラーの「イントウザワイルド」、オスカーウイルドの「ザポートレトオブドリアングレイ」、レェロンチの「Un home, une Femme」とステイブマクイーンとフェイドゥナウェイの「ザトーマスクラウンアフエア」が好き。私のスタイルのアイコンは自由の女神。


などなど、ちょうど10年前、キャサリンマランドリーノは初のコレクションを発表。キャサリンのデザインはハリウッドのエリート(ハリーベリー、ジュリアロバーツ、サラジェシカパーカーなど)に着こなされてきた。最近ではジュエリー部門をも展開、つい先日イスタンブールに新しいブテイックをオープンしたばかり。。。。

Area:653 N la Cienega Blvd, Los Angeles TEL:(310) 358-0895 ‎時間:10時~18時 (月~土曜日曜日) 休日:日曜日 URL:http://www.catherinemalandrino.com/

(セルジオロッシ、オスカーデロレンタなどメルローズプレイスでは毎晩パーテイが続いています。。)

2008年10月7日火曜日

大統領選挙をファッションで見る

~大統領選挙編~

アメリカでは大統領選挙が大詰めを向かえていますが、いつもと違い女性の注目を集めている。今回の大統領選のキャンペーン、その秘密はファッション。

(左からシンデイマケイン、ミッシエルオバマ、そして副大統領候補、サラペイリン-写真ABC)

歴代のファーストレデイ、ジャッキー・ケネデイはそのセンスの良さでアメリカのファッションリーダーとも言うべく、多くの女性に影響を与えてきた。又、ハりウッド女優だった事でも有名なレーガン大統領の妻、ナンシーレーガンもそのグラマラスなファッションを世界へ見せ付けてきた。


アメリカのファーストレデイといえば、頭からつま先までのコーデイネートに有名ブランドを起用し、帽子、ジュエリーなどの小物までもしっかり着こなされる。何十年経っても残る、歴史的な場面に立ち会うファーストレデイ、そのファッションセンスはアメリカの女性にとっても重要なのである。


一番注目度が高いのが、ジョン・マケイン大統領候補の妻、シンデイ・マケイン(写真参考)。シンデイは高級ブランド志向でも知られており、Escada, Michael Kors,Carolina Herrera ,Oscar de la Renta などが彼女のクローゼットに納まっている。女性実業家という事もあり、ニューヨークなどに行った時は自分の車の運転手を店頭に待たせてまでも買い物をするという、大のショッピング好き。


ファーストレデイは自分を主張した個性的な物を選べるが、アメリカで2番目の重要な役職に就く場合は女性であってもファッションのマナーが問われる。サラ・ペイレン(写真参照)は清潔さと真面目さを前に出すファッション、黒やグレーのスーツが主であまりイヤリングやネックレスなどのアクセサリーは付けない。


ファッション界からみた女性初の副大統領候補、サラペイリンはどうだろうか?

マークバイマークジエイコブのウインドウには機関銃を持ったサラ・ペイリンの写真までが登場し、世間を騒がせている。


      そのライバル、民主党のオバマ大統領候補はパリコレにも登場。


         designed by Jean-Charles De Castelbaja


ちなみに、世界中を騒がせている、問題の大統領選挙のウインドウはというと。。。



銃とドルを持つ共和党



















そしてフラーワーとエコバッグ(希望?)を持つ民主党

世界各国からの人々が取材に来る理由はアメリカらしい、激戦がここで繰り広げられているからなのだろう。

2008年10月1日水曜日

秋の大セール?

フランスを騒がせるセレクトストアといえば「コレット」、ミラノといえば「ディエチコルソコモ-10 Corso Como」、ロスと言えば「FredSegal」。


アレクサンダーマックイーン、マルタンマルジェラ、マルニ、プラダ、バレンシアガ、ヨウジ・ヤマモトなど世界のハイファッションブランドを幅広く揃えてる事でも知られています。


通常はセレブやパパラッチで賑わっているウエストハリウッド店。


そんな「Fred Segal」のセール開始。初日1日目、近辺の道は渋滞で、駐車場は満車、入店待ちなどの混雑。ウオールストリートの混乱、アメリカの経済は大不況のはずなのにそんなニュースを忘れてしまう程の大盛況。ファッション好きの若者が殺到した。


このセールは毎年ながら、最初の週が50%OFFそして70%、90%とまで値段が下がる。欲しいものをチェックして、値段が下がるのを待つ人もいるが、サイズが切れてしまうリスクもある。




シューズのセレクションはクリスチャンルブタン、グセッペザノッテイ、プラダ、など。。ちなみに私もヴァレンテイノのサンダルを半額で入手してみた。このセールは後2週間ほど続く。。。

2008年9月25日木曜日

初公開、最新のメルローズショッピングマップ

LAのロバートソンブルーバードは日本のファッション雑誌でお馴染みですが、今、一番HOTなショッピング街と言えばメルローズファッションデイストリクト(MelroseFashionDistrict)。

メルローズと言う名前は良く聞くが、ほとんどの場合「メルローズ」は西側のメルローズ通りを指す。最近良く聞く、「メルローズファッションディストリクト」とは、東側に位置するメルローズ通りエリアを指すので注意。

西のメルローズと言えばファッションの歴史は長く、1980年当初は高級ブテイックが並んでいた。メルローズと呼ばれる約6ブロック程のストリートは今でも日本の竹下通りのようにぎっしりとTシャツやジーンズのお店で埋め尽くされている。1900年代のロックブームに伴い、メルローズはストリート系ファッション街へと変わりハーレーダビッドソンにまたがり、ヴィンソンのライダージャケットを羽織るというファッションが主流に。



そんなメルローズを東に10分ほど車で走ると、高級なブテイックが現れる。東側にあるメルローズはメルローズプレイスと呼ばれ、世界からのデザイナーコレクションが揃うブテイック街として人気を集めている。ヨーロッパからの観光客やアポイントメント制のブテイックではリムジンの姿も現れる。一昔のビバリーヒルズ、ロデオドライブを思わせる品のあるショッピング街。









Melrose Shopping Map



ブテイック一覧

A.P.C.
Max & Co.
BCBG
Le Sports sac
Bird
Oscar de la Renta
Lambertson Truex
Marni
Leggiadro
Alexander Mcqueen
Sergio Rossi
Vince
Ports 1961
Dolce Vita
Mulberry
Me & Ro
Diesel
Marc Jacobs
Marc by Marc Jacobs
Carolina Herrera
Paul Smith
Dianne Von Furstenberg
Theory
Helmut Lang
Fred Segal
Monique lHuillier
Temperley
Mary Norton
Jonathan Adler

とすべて英語だがリストはまだまだ続く。。。

LAにきたら立ち寄って見たいショッピング街、マップを元にブテイックに足を運んでみてはどうだろう?

2008年9月18日木曜日

マークバイマークジエイコブスの人気


マークジエイコブスといえば1997年、ルイ・ヴィトンのディレクターに就いてからというものすさまじいスピードでファッション界を駆け上った男として知られる。フランスを本拠地としてルイ・ヴィトンのクラシックビューティを見事にモダン、フューチャーリズムファッションと塗り替えた。

当初、LVの新作を考案中のマークはパリの美術館で村上隆の作品を見たのがきっかけで、村上隆に声をかける。村上隆がチームメンバーを引き連れて、マークのオフィスを訪ねた時は侍と護衛の様だったとマークは米雑誌の取材に答えている。その後、マークは村上隆のアーテイスト性、そして世界でのモダンアートの価値を支援する一人者ともなった。



マークはモダンアートと関係が深いNYで育ち、アンデイーワーホール、アメリカのモダンアートの題名詞とも呼ばれる人物を尊敬し続けてきた。ゲイ、そしてドラッグ常用者のワーホールと同じくマークも華やかな社交パーテイーを楽しみ、ドラッグのセラピーからやっと去年開放され、仕事に戻ったところ。そんなマークの私事情を知る人は少なく、マークジエイコブスの事業は成功真っ盛り。

NY店舗を初め、サンフランシスコ、ロスアンゼルスに次々とMarc by Marcjacobs、マークジエイコブスのセカンドラインを展開。10ドルのキーチエーンや29ドルT-シャツなどは飛ぶように売れている。ヴィクトリアベッカムとのコラボなどまだまだ話題持ちきりのマークジエイコブスである。


NYのファッションウィーク2009コレクションでも多色なプリントのワンピース、チエーンネックレスのプラットフォームのシューズなどマークのポップなファッションがビビッドに浮きでている。


Marc by marc Jacobs
8410Melrose Avenue,LosAngeles

2008年8月16日土曜日

ショップ+ファンドレイズイベント

先月、メールローズプレイスではファンドレイズショッピングイベントが行われ、ひときわ賑わった。



参加したブティックはというと、DVFダイアン・ヴォンフォーステイングバーグを初めセルジオロッシやマルベリーなどセレブに人気の大型ブティツクが多く、なんと全店で20%OFFというスペシャルなもの。オレンジパスを購入すると全店15店舗以上のブテイックで特典や割引がされ、このパスの資金はすべてナンシー・ディビス ファンデーションに寄付され、研究や患者のサポート資金にあてられる。


ナンシー・ディビス ファンデーションはそもそも多発性硬化症を支援する団体。多発性硬化症は運動麻痺や視覚障害などという症状を持ち、原因不明の病気でもある。現在は北米、北欧などで特に多く見られるが日本でもみられる。



セレブの支援、サポートも含めイベントにはパパラッチともどもで大混雑ではあった。




パパラッチの悲鳴で、セレブの来場が分かる。人気TVドラマ「Hills」出演のハイジだ!




そして、「We To Erase MS」ロゴ入りのオレンジのバッグが配られ、ショップのウインドゥはオレンジの商品で統一されていた。




LAではこの様なショップ+ファンドレイズのイベントが多い。セレブだけでなく、賢くお買い物を楽しめるチャンスでもある。


2008年7月24日木曜日

Dr. Tea's

車生活のアメリカはどこへ行くにも車で出かける。たとえファッション街だとしても、いざ歩いてみると距離がある。人気ショッピングエリア「ロバートソン」から「メルローズ・プレイス」は歩けない距離ではない。買い物好きならじっくり時間をかけてお店を見たいし。。距離で言うと表参道駅からラフォーレ原宿ぐらいだがブテイックがつならっているわけでもなく、大きな木が並ぶ綺麗な通りでもないから、チョッと長く感じてしまう。


二つの人気LAファッション街のちょうど間にユニークなカフェがある。
                    ”Dr. Tea's”だ。


大きなサインを目に店内に入ると、オレンジの箱の山が。キャンドル、お香、そして大仏の置物などの雑貨もたくさんが並べられている。「PEACE」、「LOVE」、「BELIEVE」 などスピリチュアルを意味する言葉がたくさん目に飛び込んでくる。


ここでは、いろんなお茶をその場で混ぜて出してくれる。といっても日本の様なお茶ではなくハーブ、ラベンダー、レモングラス、マンゴーティなどのアイスティーなどが人気を呼んでいる。Teaダイエット商品も試してみたい。



外には禅ガーデンがある。緑をたくさんあしらったパティオはまるで郊外にでもいるようなリラックス感を与えてくれる。そんなセラピー的な意味もふまえるから「Dr.Tea’s」なのだろうか。歩き疲れなくても是非寄って見たいカフェ。
Dr.Tea's
8612 Melrose Ave.West Hollywood, CA 90069

2008年7月17日木曜日

失いつつあるハリウッドグラマラス

ファッション業界の競争は激しく、常に勝者と敗者がいる。日本でも表参道ヒルズをめぐって論争がおこったのはつい最近の話。世界高級ブランドチェーンの店舗増大と同時に立ち退く地元市民とビジネスオーナー。街の美しさとはかけ離れた巨大なビルにブランドのサインが並ぶ。

一昔前の表参道、骨董通り。そして日本の伝統的老舗を次々へと追い詰めた世界有数のファッション街―銀座。 新時代への移り変わりではあるが少し複雑でもある。


60年代ハリウッド全盛期に次々と建てられたヨーロッピアンスタイルの建物は、古いレンガ造りや白壁に美しいヴィクトリア風の天井など、チャーミングな赴きがあり、地元でも歴史的に愛されてきた近所のお買い物エリアだ。一昔はハリウッドの高級ヘアーサロンやアンティークショップにかようセレブの姿はごく普通に見られていた。



この数年、メルローズプレイスはセレブ熱とパパラッチの増加、そして大型ファッションチェーンに悩まされてきた。その半分以上の地元オーナーは敷地の安い場所を求め去ってしまった。その影には急激な敷地の値上がり。

一ヶ月にSQF(約30cm平方)が4ドルから25ドルへと上昇。「They forcing me out」(出て行けって言ってる様なもの。)とコメントをしていたのは70年代から30年間もアンティーク店を営み続けており、メルローズプレイスの顔でもあったがやも得なく移転を決意したオーナー。 (LAタイムス)



それとは反対に月に600万という店舗賃を払い移転してくる世界の有名ファッションブランドの数々。マークジエイコブス初のブティックを初め、アレキサンダーマックイーン、オスカーデロレンタなど大手店舗が並び、キャソリンマランドリーノやレスポートサックも着々とオープンに向けて準備を進めている。しかし、地元のリアクションはとてもシビア。観光客向け用のファッション街との声も。


2008年6月27日金曜日

雑誌撮影

~番外編 ~

今回は某雑誌写真撮影の為、ロサンゼルスから車で北に約2時間ほどの場所にあるモナシートという街へ。

モナシートの町並みは日本の軽井沢もたいなもの、ゴルフにテニスクラブ、乗馬が楽しめたりするリゾートでもあるが、有名なのは豪邸の数。現在4000もの家が並ぶ超高級住宅街だが、その多くはベルサイュ宮殿のように門から家までの距離が長く、12寝室以上の大規模の家が多い。シリコンバレーの実業家やアメリカの政治家の家族、ハリウッドスターの家とは比べ物にならないくらいの豪邸が揃っている。





そんな海岸沿いのフォシーズンホテルで撮影は行われた。このホテルは現在4600万もの投資をし改装工事をしていることで、高級ホテルの名をあげている。今回はTVセレブ+財閥の子孫の雑誌撮影とあって衣装を担当。リッチなプールサイドでの撮影は人々の注目を集めました。





メイクアップ、スタイリスト、カメラマンとの連携プレイ。有名人っぽくない某TVセレブはとても普通の人で、撮影後に雑談をするなど。。という面もありました。



仕事という事もあり海に飛び込めず。残念。しかし、きれいでリッチな街並である。今度は休暇で来たい。


2008年6月17日火曜日

It's Miracle!DIESEL

地球温暖化のキャンペーンで世界各国のモニュメントを使用したポスターは去年2007年のディーゼルの大きな試み。



2008年はDIESELというロゴをジーンズやTシャツから外してしまった“Black Gold” コレクションを発表。単にディーゼルというブランドよりももっと素材にこだわったラグジユアリー感を、高級レザーやシルクなど使った大人のファッションを目指すという。ディーゼルを10代からはいていた人がヤングアダルトになってもディーゼルと共におしゃれでいられるというコンセプトから来たらしい。


しかもディーゼルはアディダスとペアを組んで新しいプロジェクトを思案。アディダスでは新しくAdidas Original by Dieselと呼ばれるラインを作り、すでにNYでは店頭に出されているという。米国アトランタのフラッグショップではTheUtterlySexylineがこの春夏に並ぶ予定。

ディーゼルメルローズ店でもブラックゴールドコレクションは見つけることができる。ちなみに現在夏物セール中、50%オフとはスゴイ。

   店内は広く、セレブレティ宅のようなラグジュアリー感がたっぷりある。



DIESEL MelrosePlace

2008年6月10日火曜日

さよなら イヴ・サンローラン 


イヴ・サンローランが亡くなってからの1週間、ファッション界では偉大なるデザイナーとの別れを受け入れざる終えなかった。

  イヴ・サンローランの葬儀は6月5日(金)にパリ中心部にある、サン・ロッシュ教会で行われた。ヴィヴィアン・ウエストウッド、ジョン・ガリアーノ、ジャンポール・ゴルチエ、ソニア・リキエルやヴァレンチノ、ランヴァンのアルベール・エルバズなど多くのデザイナーが訪れた。

17歳でクリスチャン・ディオールの元に就き、21歳という若さでクリスチャン・ディオールの主任デザイナーとなり注目を浴びた若手デザイナー、その生活はとても華やかで、そして過酷でもあった。


サンローランは華麗で優美なドレスを生み出すマジシャンのような存在であり、ファッションの革命を起こし続けてきた。初期の彼の作品は「フレンチ・シック」を生み出し、フランスの上流階級に好まれ、サンローランはファッション界の頂点へと駆け上がった。そんな夢のキャリアとは裏腹に彼のプライベート生活は「孤独で憂鬱」。ピエール・ベルジェ との長い関係を絶った後、仕事一筋に生きてきた男であった。


葬儀でピエール・ベルジェ は最愛のイヴ・サンローランへの気持ちを述べた:

「 でも、私はちゃんとわかっているよ、何の借りが君にあるのか絶対に忘れない。そして 私にも逝く日がきたら、君と一緒にモロッコのやし木の下で眠るよ。」


“But I also know that I will never forget what I owe you, and that one day I will join you under the Moroccan palms.”


イヴ・サンローランに聞こえただろうか、彼の孤独感はきっと癒されただろう。。


メルローズの顔としてYSLをセレブに紹介し続けてきたセレクトストアMaxfieldも別れの意を示した。

イヴ・サンローランの追悼の映像
http://www.youtube.com/watch?v=FhXV_cdg4wg